WordPress開発の各種vagrant box紹介

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WordPress開発に使えるWindows10における開発環境について、VirtualBox/vagrantでリストアップしてみます。軽量さを求めるならInstant WordPressが一番いいのかもしれないですが・・・。Windows上Dockerのリスク感がぬぐえない為、今後もVirtualbox/Vagrantへの依存は続きそうです。IIS×Wordpress向けっぽいVagrant Boxも途中でちらほら見ました。Wordpresやphpで勝負する制作会社の方でしたら、VagrantBoxなので参考になる部分もあるかもしれません。

VCCW

日本のど定番Wordpress開発環境。VCCW2系(php5)とVCCW3系(php7)がある。apacheの本番環境に対してwordmoveで使うとすごく便利。

VVV(Varying Vagrant Vagrants)

こちらも比較的に定番。コア開発者の方向け。phpmyadminをはじめとして、その他ツールもりもりすごいです。何でもそろってる感あり。VVV Site WizardやWordPress Theme Review VVVなど派生版も多々あります。

Primary Vagrant

MAMPやXAMPPなどのローカル開発環境の代わり。プラグイン、テーマ、コアなど、どの開発にも使えるとの事。php7.1、Debug Barプラグイン、phpmyadminなどが入っている。git hubのReadmeを読む限り、VirtualBox Extension Packが必要で、landrushというローカルドメインを設定するvagrantプラグインも必要となっていますが、非王道感がやや強いこの2つ無しで使えて欲しい。2014年1月からgihub上にリポジトリがあり、2017年7月未だにコミットが続いているのが素晴らしい。ChrisWiegman氏(Wordpress Core Contributor)のWEBサイトも非常に使いやすいUIでフォントレベルで洗練されていて速い。Primary Vagrantアップデート情報の発信もしてくれていて面白い。WordCamp Speaker。iThemesSecurity(Better Wp Security)プラグイン開発者(チーム?)。Navicat for MySQLなども使っていて、おそらくかなりのスキル派。

vagrantpress

phpunit,puppet,phpmyadmin,ubuntu,Apache2、2015年7月でコミットが途切れている。wp-cliやwordmoveがあるVCCWの方が良いと思う。テーマ/プラグイン開発向け。パッケージ的にもレガシー感は否めない。開発盛んだった当時は将来に盛り込みたいものなどもいっぱいあった様子。apache継続の時点で開発終了は仕方がないかも。

Chassis

2012年から2017年7月の今までずっと開発続いている。Ubuntu、nginx、WP-CLI、php7.1、memcache。WELCOME TO CHASSISのドキュメントもある。YAMLファイルによる設定がわかりやすい。gitのreadmeが丁寧なのでチーム開発に使いやすそう。

WPLib Box

Linux,Windows,MacなどOS問わない!と宣言しているVagrantBox、結構活発な様子。PhpStorm+XDEBUG debuggingをサポートしていて、とにかくお手軽に仮想マシンを扱う事を目的としているみたい。wordmoveも入ってくれてたらとてもうれしいかも。英語で、活気はないけどWplibSlackがある。PHP7.1,MySQL5.7,MariaDB10.1,Nginx1.11,Apache2.4,XDEBUG2.5,Redis3.0,Memcached1.4,WP CLI1.1,Nodejs7.8,localtunnel.meなどモダン、ちょっと応援したくなる。

WordPress Vagrant Boxes

php5系、apacheで2016年9月以降開発は止まっている。php7、Nginx、MariaDBの方向に行ってない。レガシー気味。

Throwaway WordPress VMs with Vagrant and Ansible

php5系、xdebug、apacheで開発は、ほっそり地味に続いている感じ、シンプルな構成で使いやすそう。ちなみにxdebugはvar_dumpなどが見やすくなり、AtomやNetBeansでステップ実行なども出来る様になります。Ubuntu向け。

ScotchBox

WordPress専用ではないのですが、Ubuntu,php7,MySQL5.7の仮想マシン環境向けに勢いのあるVagrantBoxです。一度、試したことがあります。簡単です。phpフレームワーク開発などに使われるケースなども多いのではないでしょうか。有償ProバージョンでGoやphpunitやNginxやMagentoやMySQL5.7やgruntやwebpackなどを提供している。マーケティング手法が異なる感じですが、ビジネスモデル的にKUSANAGIに似ている気がします。上手。なんとなく、認知度向けコンテンツの充実など成長著しい気がする。なんでも載せて動かしてやるぞ!どんどん来い!って感じ。Linux好きには、きっと楽しい職場。こういうのを見ていると、ブランディング、コンテンツマーケティングが非常に重要だと反省させられます。

WPDistillery

上記ScotchBox専用のWordpressのVagrantBox。発起人は、うまくやればさぞかし収益につなげやすいのだろうか?

Trellis

知る人ぞ知るrootsです。Ansible、Nginx、MariaDB、Fail2ban、WP-CLI、mailhog(MailCatcher進化版みたいなもの)、logrotate、xdebugなど梱包済み。リモートの本番環境ワードプレスのIaasと開発環境としてのVirtualbox/vagrantを環境運用根こそぎ包括セットで提供する感じ?だからrootsなのでしょうか。なるほど。勉強になる。WordpressかつLinuxディストリビューション開発で勝負するのは、競合が減るという点で悪くない。でも、スクラップ&ビルトの検証やダメパターン/OKパターンの記録でめちゃくちゃ時間がかかる・・・。そう考えると逆に競合少なくていいかも、ニーズの作り出し、マーケティング次第なのでしょうか。ごちゃごちゃ苦しまず、50万PV未満などの内は定額のクラウド/VPSでカバーする方が早くて安い。ケースバイケース。研ぎ澄ましが必要なレベルのPVに行ってからでいいと思う。技術裏付けのある企業という証明になりやすそうなので、コミュニケーションコストを抑えやすい顧客も増えそう。

まとめ

VirtualBox/Vagrantのワードプレスのパフォーマンス問題の気分転換で調べていましたが、途中から見える世界が変化してきて、Linux根こそぎ何かに特化するって大切だと思いました。AzureとかAWSに仮想マシンパッケージで乗っけてもらう感じが一つの区切りなのかも。Linuxディストリビューション開発して、TensorflowでもchainerでもCMSでもフレームワークでも何でも載っけてやる!って、小規模では無理。お金と時間がかかり過ぎる。

apacheで.htaccess/httpd.confとnginxでnginx.confの違いでリモートとローカルで500エラー原因になったりするので、nginx梱包済、検証済と思われるものを選びたくなる。

わがままですが、config系ファイル設定とvagrantプラグインとvagrant upだけで、wordmoveとオレオレSSL対応まで設定出来てしまって超高速なローカル開発環境、指一本一発でポコポコサクサク扱えるやつが欲しい。ChassisとWPLib Boxあたりは試してみたいです。Light Speedはどんな感じなんだろうか~。

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