「インターネット回線/プロバイダ」と「アプリケーション」のセッションは違うもの

セッションという言葉の意味/定義が職種や立場によって全く異なります、気をつけてください。個人的には、アプリケーションエンジニアとNTT寄りのネットワーク系の人が言うセッションで誤解が生まれやすいと感じる。ネットワークが不安定な際、問題解決のために、お互い、セッションという言葉を出しても話が噛み合わない・・・。

インターネット回線やプロバイダのセッションとは?

PPPoEセッション、つまりThe Point-to-Point Protocol over Ethernet (PPPoE)を指す。PPPoEは、PPP (Point-to-Point Protocol)という通信方式を、 イーサネット(オフィスや一般家庭で利用されているネットワーク)上で利用できるようにしたもの。参考までに、光回線終端装置(ONU)に直接パソコンを繋いでPPPoE接続してインターネットを使うことも出来ますが、そのパソコンにルーター機能を持たせないと、他の機器をつないでONU配下にネットワークを構築し、複数のパソコンやスマホでインターネットを使う事はできません。単独利用になってしまいます。

2セッションならPPPoEで2接続アカウントになり、ONU(光回線終端装置)ではなく、ルーター1台で設定できる(使える)プロバイダ数 ≒ セッション数 であり、回線契約プランにより上限数が異なり、家庭用プランでは2が多いと思われる。ビジネス用の回線契約プランだと20くらい。

NTT寄りの人がセッションと言ったらこれを指す。

アプリケーション開発のセッションとは?

Webサーバは一意のセッションIDとその他の値を持ち、さらに、クライアント側のブラウザのクッキーにセッションIDを持たせ、双方の照合を行い、ユーザごとの情報を保存し、一時的に使い続けることができます。アプリケーションへのログイン状態の保持として、セッション機能を実装し、トークンを持たせます。

WEBやスマホアプリのエンジニアがセッションと言ったらコレだと考えられる。

GoogleAnalyticsなど、デジタルマーケティングのセッションとは?

WEBサイトのユーザー数やPV(ページビュー)数ではなく、1つのWEBサイトに訪問してから離脱するまでを1セッションとカウントする。

1つのセッションとは、ユーザーが閲覧するブラウザーで「Cookieが許可」されている端末でのアクセス、同じGoogleアナリティクスタグのサイト内をアクセスしていること。

デジタルマーケティングにおけるセッションカウントされる時

  • 1WEBサイト閲覧で30分経過
  • 日付をまたいだとき
  • 参照元(リファラー)が外部WEBサイト
  • Googleアナリティクスのcookieを削除したとき
  • ?で区切られたキャンペーンURLパラメータが変更になったとき

デジタルマーケティングの担当者がセッションと言ったらコレ。

アプリケーションのセッションとデジタルマーケのセッションは似ていますが目的はまったく異なり、違うものです。