代表者について(5)

海外向けWEBマーケティング技術者、日本で2014年以前に確保できたのか

中古車輸出の老舗ポータルサイトでは、海外向けのWEBマーケ技術者の確保が出来ていなかったと予測されます。この条件の人材、獲得はメチャクチャ厳しいはず。英語が出来る人材は自然に開発者側に流れていく、おそらくマーケ専門では進まない。海外向けの大規模WEBサービスは、サーバー/ネットワーク/セキュリティの技術土台の上に、海外向けのWEBコンテンツマーケティング技術が、キーワードマーケ、企画の段階から必要となります。しかも、税制などのレギュレーションが国別で存在し、毎年変化するので難しい!

2014年以前ではデータベース/クラウド/ネットワーク/セキュリティの構築に莫大な開発費/維持費/マンパワーが発生していたことが予測され、海外向けのWEBマーケ担当者の育成/人材探しにはもちろん手が回っていない、経営者も暗中模索でWEBマーケティングを主軸にしたシステムの二次開発を出来る組織になっていなかったと予測されます。グロースハッカーやWEBマーケッター、SNSによるブランディング業務などが世間で一般化するよりも前の時からシステム開発されていた為です。

必要なタイミングの時だけ高負荷(ヤフー砲など)向けにパワーアップするインフラ技術

AWSやAzureなどのスケーラブルなクラウド、高速なNginxなどの本格普及はつい最近です。技術転換期に最新技術を導入することはなかなかリスキーで高額なので、金額や開発計画も含めて中古車輸出の老舗ポータルサイトでは手を出しにくかったはずです。スタートアップ時のシステムインフラ体制を引きずっていた事なども想像できます。拡張限界です。当時、経営者のクラウド/ネットワーク/WEBマーケティングへの知識が浅かった事が予測され、それはグローバルビジネスの根幹が弱い事を意味します。

中古車輸出の老舗ポータルサイトが大手IT系企業傘下に入った事は、集客やインフラ技術面の強化を考えるとノウハウ注入としてベストな判断だと思われます。単独で海外WEBマーケを行うには、WEB技術者集団の企業に変貌を遂げるぐらい組織の意識や人材を確実に変える必要がある為です。

技術原点

フルスクラッチのネイティブphp/MySQL(PDO)による在庫車の絞り込み検索機能開発に2013年終盤あたりから初挑戦、2014年の春過ぎに弊社開発システムのプロトタイプが出来上がりました。

絞り込み検索は、ググれば実装できる

CodeZineを参考に肝となる絞り込み検索機能をMySQL(PDO)で完全フルスクラッチのネイティヴphp実装しました。絞込みのインターフェイスにはelectrictoolboxを参考にjsonやajaxのドリルダウン機能を実装しています。テーブルを作るSQLファイルの参考もあり、DB設計という初心者ハードルに対して力強い助けとなり、見つけたときは非常に嬉しかったです。昨日の事のように思い出されます。

絞り込み検索のphpやSQL(MySQLのPDO)やajaxについて、数ヶ月ず~っとド素人レベルにもわかる原理原則の様な記事を世界中から検索し続けていました。ド素人から学習スタートする場合、上記の2つのエントリーは真似するだけで絞り込み検索機能をパーツとして実装実験できます。無料レンタル共有サーバーでも実装できるため、お勧めです。Linux、VPSやクラウドなど、root権限の壁の存在自体について「phpだけではない何かがある、phpだけでは戦えない、何かもっと深い世界がある」と、ぼんやり感じ始めたのもこの時期です。

WordPressを知ったことはデカかった

WordPressでthemeforestを使い始め、各種CMSの存在を知り、phpの中でC言語の記法を使うPhalconやsmartyを知り、各種phpフレームワークの存在も知り、githubのOSSの膨大さに感嘆し、root権限の壁を知り、2016年以降、クラウドコンピューティングやネットワークの世界に魅せられます。

プロトタイプ開発当時、ネイティヴphpとPDOによるフルスクラッチの原理原則を学習できたことは、弊社にとっての大きな財産となりました。

ワードプレスなどのCMSや各種のフレームワークでデータベース回りをオブジェクトに依存出来る事を1年後くらいに初めて知り、それまでの苦労を嘆いた時もありました。しかし、ワードプレスから最初にスタートしていたら、phpやajaxやMySQLを扱うプログラマとしての能力の成長はもっと遅かっただろうと思います。

ド素人にはDBまわりの技術限界が来る

phpオブジェクト指向の技術不足以上に、SlowQueryなどDB周りの問題デバッグ技術を持ち合わせておらず、プロトタイプは2015年初期に閉鎖しました。

以下、当時開発したプロトタイプです。絞り込み検索部分の画像は残念ながら残っていませんでした。ajaxの非同期をインターフェイスから利用し、SQL文を条件分岐しながらドットでつなぎ、getやpostのhttpリクエストやセッションをvar_dumpで地道に検証していました。

copyright-auto-change2

セキュリティレベルも非常に低く、コテコテのtableレイアウトでしたが、非常にいい経験となりました。

安かろう悪かろうのシステム開発とは何なのか?などをぼんやりと察知します(現実に受注に適用は出来ませんでしたが・・・)。